国立アイヌ民族博物館 トピックス

第1回国際先住民族博物館シンポジウム『先住民族×博物館』- 協働、対話、更新-

このシンポジウムでは、アメリカ、オーストラリア、フィンランド、日本という世界各地にある6つの先住民族博物館の館長が集まり、先住民族と博物館について議論します。海外の博物館では近年、植民地主義にむすびつく収蔵品の取り扱いや展示、研究倫理等に関する議論が活発に展開されてきました。一方、先住民族自身が設立した博物館は、自文化の伝承の場であり、記憶や知識の宝庫でもあります。テーマ「先住民族×博物館」は、単に失われた過去を取り戻すことではなく、先住民族自身が新たな視点で、博物館にその価値を見出していくことにあります。

2日間の議論では、「協働、対話、更新」というキーワードを通じて、こうした複雑で繊細な「先住民族×博物館」の意義と責任、そして、未来につなぐ役割について考えます。

日時

2026年2月7日(土)〜2月8日(日)

会場

ウポポイ(民族共生象徴空間)

参加料

無料

言語

両日とも日英同時通訳

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