お知らせ

「探究展示 テンパテンパ」が、第15回キッズデザイン賞 優秀賞 経済産業大臣賞を受賞しました。

国立アイヌ民族博物館の基本展示「探究展示 テンパテンパ」が、子どもの安全・安心と健やかな成長発達に役立つ優れた空間や研究活動などを顕彰する「第15回キッズデザイン賞」の優秀賞 経済産業大臣賞(子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門 リテラシー部門)を受賞しました。
→第15回キッズデザイン賞のプレスリリース

キッズデザイン賞賞状


「探究展示 テンパテンパ」は、18の体験ユニットから構成され、体験を通じてアイヌ文化への理解を深めるコーナーです。このたびの受賞では、「触って感じる探究展示と、実物中心のテーマ展示との相互の行き来により、来館者それぞれの興味関心に沿った深掘りが可能な知的好奇心を喚起する仕掛け」を評価いただきました。
大人も子どもも楽しめる展示コーナーとなっておりますので、ご来館の際にはぜひお立ち寄りください。
(「テンパテンパ」は、アイヌ語で「さわってね」という意味です)
※新型コロナウィルス感染症防止のため、一部体験に制限があります


受賞内容

【受賞作品名】
「探究展示 テンパテンパ」
【受賞団体】
国立アイヌ民族博物館/株式会社丹青社
【賞名】
優秀賞 経済産業大臣賞(子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門 リテラシー部門)
【受賞理由】
「探究=explore」の基本である「なぜこの形なのか」「なぜこの素材なのか」という問いから、理由や答えを導き出していく構成が秀逸である。アイヌの歴史や文化への理解を深められるサケの解体模型、素材や刺繍を再現した着物、昔の家を組み立てられる模型など、展示ケースで隔てずに触って感じる探究展示と、実物中心のテーマ展示との相互の行き来により、来館者それぞれの興味関心に沿った深掘りが可能な知的好奇心を喚起する仕掛けは、リテラシー部門の優秀賞にふさわしい。

キッズデザイン賞について

キッズデザイン賞は、「子どもたちが安全に暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす、製品・空間・サービス・活動・研究の中から優れた作品を選び、広く社会に発信していくことを目的に2007年に創設されました。子ども用にデザインされたものはもちろん、大人・一般向けに開発されたものでも、子どもや子育てに配慮されたデザインであればすべてが対象です。

https://kidsdesignaward.jp/

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