教育普及・イベント
シンポジウム「ウポポイ3周年を迎えて~共生の道をいかに歩むのか」(2023年8月29日開催)
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北海道大学アイヌ・先住民研究センター×国立アイヌ民族博物館 共催シンポジウム
ウアイヌコㇿ コタン (ウポポイ) アカㇻ ワ レ パ オカケタ
~ネコン アン クニ ㇷ゚ 「共生」 ネ ヤ~
ウポポイ3周年を迎えて~共生の道をいかに歩むのか
2023年7月、 ウアイヌコㇿ コタン (民族共生象徴空間 愛称:ウポポイ)は3周年を迎えました。ウポポイが果たすべき役割には、「アイヌ文化の復興・創造等の拠点」であること、また「将来に向けて先住民族の尊厳を尊重し、差別のない多様で豊かな文化を持つ活力ある社会を築いていくための象徴」となることがあります。
この大きな役目をどのように果たしていくのかを考えるため、3周年という節目を契機に、 アイヌ テエタワノアンクㇽ カンピヌイェ チセ (北海道大学アイヌ・先住民研究センター)と、アヌココㇿ アイヌ イコロマケンル(国立アイヌ民族博物館)は、2023年8月29日(火)に、「共生の道をいかに歩むのか」と題したシンポジウムを共同開催します。第1部で、先住民族の文化展示について、北海道大学山崎幸治教授に事例紹介をしていただきます。第2部ではアイヌの歴史や文化がこれまでどのように伝承され、研究されてきたのか、2つの主催団体の代表者が対談形式で振り返ります。そして第3部では、実際に事業に従事している職員がパネリストとなり、文化伝承や文化紹介の場でどのような課題や成果が生まれているかを検討します。
*北海道大学アイヌ・先住民研究センターと国立アイヌ民族博物館は、2020年11月に「学術連携・協力に関する協定」を結び、毎年研究会や公開シンポジウムなどを開催しています。本事業は同協定による事業です。
日時 | 2023年8月29日(火)14:30~17:30 |
登壇 | 山崎 幸治 氏(北海道大学アイヌ・先住民研究センター 教授) 加藤 博文 氏(北海道大学アイヌ・先住民研究センター センター長) 北原 モコットゥナㇱ 氏(北海道大学アイヌ・先住民研究センター 教授) 佐々木 史郎(国立アイヌ民族博物館 館長) ラリウ(杉本 リウ)(民族共生象徴空間運営本部 主事) ムカㇻ(山道 陽輪)(民族共生象徴空間運営本部 主任) イサイカ(北嶋 由紀)(国立アイヌ民族博物館 学芸主査) ナアカイ(中井 貴規)(国立アイヌ民族博物館 研究主査) |
会場 | 民族共生象徴空間ウポポイ 体験学習館別館3 |
参加費 | 無料 *ウポポイへの入場料金が別途必要です。 |
定員 | 会場:80名/オンライン:500名 |
写真撮影 | 不可 |
動画撮影・録音 | 不可 |
参加方法 | 〔会場〕当日受付 先着順 *直接会場までお越しください。 〔オンライン〕こちらの登録フォームよりお申込みください。(ZOOMのサービスを利用しています/先着順) |
主催 | 北海道大学アイヌ・先住民研究センター、国立アイヌ民族博物館 |
お問合せ | 0144-82-3914(9:00~17:00) |
備考 | *ウポポイ及び博物館の入場関しましてはこちら(ウポポイウェブサイト)をご覧ください。 |
プログラム内容 | 1.開会・趣旨説明 14:30-14:40 2.講演「先住民族展示に関わる事例紹介――海外の博物館を中心に」 14:40-15:10 山崎 幸治(北海道大学アイヌ・先住民研究センター 教授) 休 憩 15:10-15:15 3.対談「世間のアイヌ・イメージを気持ち良く裏切る」 15:15-16:00 加藤 博文(北海道大学アイヌ・先住民研究センター センター長) 佐々木 史郎(国立アイヌ民族博物館 館長) 休 憩 16:00-16:10 4.パネルディスカッション「文化振興と自律性~進化形文化事業」 16:10-17:20 モデレーター: 北原 モコットゥナㇱ(北海道大学アイヌ・先住民研究センター 教授) パネリスト: ラリウ(杉本 リウ)(民族共生象徴空間運営本部 主事) ムカㇻ(山道 陽輪)(民族共生象徴空間運営本部 主任) イサイカ(北嶋 由紀)(国立アイヌ民族博物館 学芸主査) ナアカイ(中井 貴規)(国立アイヌ民族博物館 研究主査) 5.閉会 17:20-17:30 *登壇者、内容などは変更になる場合があります。 |