展示
館内施設2F
シサㇰ イコㇿ トゥンプ
特別展示室/2F
第9回特別展示「驚異と怪異―想像界の生きものたち」REGNUM IMAGINARIUM: Realm of the Marvelous and Uncanny
- 公開日:
動物形土製品[国指定重要文化財]/千歳市教育委員会蔵
本展のチラシを以下の画像よりダウンロードしていただけます。 (PDFファイル 2MB)
展示概要
人類は、常識や慣習から逸脱した「異」なるものを、どのように認識し、説明し、描いてきたのでしょうか。本展は、人魚や龍、河童など、想像界の生きものの多様性について祭具、衣装、絵画、彫刻、書籍などをとおして紹介し、人間の想像と創造の力の源泉を探ります。奇妙で怪しい、不気味だけどかわいい、世界の霊獣・幻獣・怪獣が大集合!
基本情報
第9回特別展示「驚異と怪異―想像界の生きものたち」
REGNUM IMAGINARIUM: Realm of the Marvelous and Uncanny
会期
2024年9月14日(土)~2024年11月17日(日)
休館日
月曜日(祝日または休日の場合は翌日以降の平日)
- 9月16日(月)・9月17日(火)・9月23日(月)、10月14日(月)、11月4日(月)は開館
開館時間
- 9月14日(土)~16日(月)、9月21日(土)~23日(月)は夜間営業日 9:00~20:00
- 9月17日(火)~20日(金)、9月25日(水)~10月31日(木)は9:00~18:00
- 11月1日(金)~17日(日)は9:00~17:00
- ウポポイ(民族共生象徴空間)への入園は閉園1時間前まで。博物館入館は閉館30分前まで。
会場
国立アイヌ民族博物館 2階 特別展示室
主催
国立アイヌ民族博物館、国立民族学博物館、公益財団法人千里文化財団
後援
公益社団法人北海道アイヌ協会
協力
市立函館博物館、千歳市教育委員会、東北大学附属図書館、徳島県立鳥居龍蔵記念博物館、八戸市博物館、北海道大学植物園・博物館、湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム) (五十音順)
入場について
特別展示観覧料[税込] | + | 民族共生象徴空間(ウポポイ)入場料[税込] | |
---|---|---|---|
大人 | 300円(240円) | + | 1,200円(960円)/年間パスポート 2,000円 |
高校生 | 200円(160円) | + | 600円(480円)/年間パスポート 1,000円 |
中学生以下 | 無料 | + | 無料 |
- 国立アイヌ民族博物館の基本展示室の観覧料は、民族共生象徴空間(ウポポイ)の入場料金に含まれます。
- ( )は20名以上の団体料金。
- 障がい者とその介護者各1名は無料です。入園の際に証明書等をご提示ください。
関連イベント
会期中に、下記の関連イベントを開催します。 詳しくは各イベントの詳細ページをご覧ください。
イベント及び詳細ページは順次掲載いたします。
(1)関連する研究者による講演会・シンポジウム・ギャラリートーク等
開会記念ギャラリートーク
(講師:山中由里子氏・国立民族学博物館 教授)
9月14日(土)14:00~15:00
※要事前申込み※
開会記念講演会「人はなぜモンスターを想像するのか?」
(講師:山中由里子氏・国立民族学博物館 教授)
9月15日(日)14:00~15:00
民博×アイヌ博クロストーク
10月14日(月・祝)14:00~15:00
対談+ツアー「自然と幻獣 Natural Curiosities」
(講師:山中由里子氏・国立民族学博物館 教授、西田清徳氏・海遊館の元館長)
10月26日(土) 14:00~15:00
※要事前申込み※
(2)その他(研究員、学芸員によるギャラリートーク)
ギャラリートーク 第1回
9月21日(土)14:00~14:30
ギャラリートーク 第2回
11月3日(日)11:00 ~11:30
ギャラリートーク 第3回
11月3日(日)14:00 ~14:30
ギャラリートーク 第4回
11月17日(日)14:00 ~14:30
みどころ
世界の霊獣・幻獣・怪獣が大集合!
世界各地の人びとが創り出してきた不思議な生きものたち。水に潜み、天に羽ばたき、地を巡る、想像界の生きものの多様性を探求しよう!
写真左から
ヴェヒガンテ衣装(プエルトリコ)/国立民族学博物館蔵
トビウオ漁用 釣具(ソロモン諸島)/国立民族学博物館蔵
動物形土製品[国指定重要文化財]/千歳市教育委員会蔵
舞踏劇ワヤン・オランの衣装《ジャタユ》(インドネシア)/国立民族学博物館蔵
張子人形《ショロショロ狐》(鳥取県)/国立民族学博物館蔵
北海道会場のみどころ!
変幻自在の怪獣ビビちゃん、開拓使たちがつくりだした「北海道イメージ」関連資料、現代のイラストレーターが描くアイヌの伝承に伝わるクリーチャー紹介など、北海道オリジナル・コンテンツに乞うご期待!
千島アイヌが怖れる化物の木製仮面
アイヌの中でも千島アイヌにしか伝わっていないフジル!仮面の下は「のっぺらぼう」。近隣諸民族の仮面と関係か?千島アイヌの伝承を採録した鳥居龍蔵のフィールドノートと共に展示される稀少な機会。
驚異と怪異の文化史
未知なる世界の驚異や、常ならざる怪異は、どのように描かれ、理解されてきたのでしょう?博物誌や世界地図、現代アーティストたちの作品に探る、アジア、中東、ヨーロッパの比較怪物学。